宮吉硝子の挑戦

藤吉 宏太

営業部営業1部所属。全国展開のコンビニエンスストア、ドラッグストアや飲食店などチェーン店に向けた建築系案件の新規開拓を担当。「今、私自身が着目しているテーマは、少子高齢社会における省人化や防犯対策です。人手不足に悩む店舗も多い中で、少ない人員でも安全に運営できる店舗づくりに貢献する商材やサービスを提案したいですね」。

カーボンニュートラル実現に向けて、
チェーン業界が抱える課題をガラスで解決

提供価値と意義小売チェーン各社の課題とニーズに迅速に対応

脱炭素社会の実現や昨今の光熱費高騰に対する取り組みは、全社会・産業における共通の課題である。中でも、各地に店舗を展開し、物流や店舗運営において多くのエネルギーを消費する小売りチェーン各社は、その影響力の大きさからCO2削減・省エネに向けた対策が急がれており、社会からの注目度も高まっている。 小売りチェーン各社に対して、ガラス・サッシ・建具などの提案・施工を行う宮吉硝子の営業部営業1部では、そうした業界の動きにいち早く対応し、CO2削減・省エネを実現するための提案に力を注いでいる。ここではコンビニエンスストアチェーン本部へのアプローチを紹介する。

チャレンジコンビニチェーン本部へ真空ガラスによる省エネ対策を提案

今回、大手コンビニチェーン本部に対して、断熱性の高いガラスの導入による省エネ対策を提案しました。コンビニエンスストアの店舗は全面がガラスで覆われ、明るく開放的なイメージがある一方、太陽光や気温の影響を受けやすく、人の出入りも多いため、快適な室温に保つためには相応の電力消費が必要となります。これを断熱性の高いガラスに換えることで、電力利用の効率化による冷暖房費用の削減、ひいてはCO2の削減につなげることが可能になります。
断熱性を高める製品としては、ガラスを二重にしたペアガラスが一般的ですが、サッシ自体をペアガラス専用にする必要があり、その分コストが上昇します。そこで私たちが提案したのが、専用のサッシを使用する必要がない「真空ガラス」でした。真空ガラスはガラスとガラスの間を真空にすることで、熱の伝導・対流を防ぎ高い断熱性・遮熱性を保つことができるガラスです。専用のサッシを使用する必要がないため新店施工時のコストを抑えられるほか、既存店でガラスを入れ替える際も容易に作業ができるメリットもあります。
宮吉硝子では、これまでにも大手飲食チェーンなどで同様の提案を採用いただいた実績があり、全国一律の品質・コストで施工できる体制も強み。独自の技術・ノウハウ・施工体制をもとに、お客様にとって納得のいく価値を提案させていただけたと思います。

成果省エネ実験店舗での導入決定。検証結果を経て全国へ。

コストや施工品質、環境面での効果などを詳細に検討いただいた結果、お客様の施工指定業者の認定を受けることができました。関東にある省エネ実験店舗4カ所でのトライアル導入が決定し、部材の量産体制の整備や協力施工業者との調整などの準備を進めています。「省エネ実験店舗」とは、空調や照明などさまざまな省エネ資材を使用することで、光熱費などにどのような影響があるか測定・検証を行うモデル店舗。このトライアルを成功させることで、年間数百店規模にも及ぶ新規店舗を中心に全国で本格的に導入していただける道が開けます。 通常の商流でいけば、チェーン店本部からゼネコンへ依頼があり、工務店を介して私たちに発注がくるのが普通です。しかし、従来から宮地硝子では、直接本社との取引を行う「川上営業」を推進しており、今回もチェーン店本部へ直接アプローチを行いました。具体的に話が進むまでに半年ほどかかりましたが、宮吉硝子が誇る全国一律の施工体制や専門性の高い提案が評価いただけたと感じています。全国的に見ても同様のアプローチをしている同業者はほとんどありませんが、それを切り開くのが私たち宮吉硝子です。

展望時代とともに移り変わるニーズを、的確にとらえた提案を続けたい。

お客様のニーズ、社会の要請を見据え、課題解決につながる提案をすることが、私たちが目指す価値の創造です。今回の環境保全・省エネ対策においては、断熱性の高いガラス商材を提案しましたが、その他にもフィルムや塗料など、お客様のニーズや求める条件に合わせたご提案が可能です。
時代とともにお客様の抱える課題もニーズも変わり続けます。いちはやく情報をキャッチし、切り口を増やしながら、新たな価値創出につなげていくことが目標です。

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